パチスロの有利区間とはどういう意味?制限がないほどプレイヤーが有利?
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パチスロの有利区間とは、ATなどの大当たりが出やすい状態がどれだけ続くかを意味しています。
獲得枚数にも上限があり、パチンコ・パチスロの規制に合わせて変化してきました。
2022年登場の6.5号機以後はかなり規制が緩和され、スマスロに至っては無制限になっているのも特徴となります。
登場時は不利になることもあったのが有利区間
パチスロの有利区間が登場したのは、2017年11月発売の5.9号機からです。
登場時の有利区間は1500ゲームと短く、純増が2枚、1撃最大3000枚ほどで終わるのが一般的でした。
有利区間が短いため、ようやくエンジンがかかったというタイミングで強制的に通常画面に戻ってしまい、大当たりを生かしきれないということもあったのです。
パチンコ業界の自主規制の関係で獲得枚数にも制限があり、必ずプレイヤーが有利になるとは言えないのも特徴でした。
しかし、評判が悪ければ、当然プレイヤー離れが進むため、規制の見直しが必要になります。
実際有利区間の登場から、有利区間を長くする、獲得枚数の上限を増やすなど規制緩和が進んでいったのです。
2022年登場の6.5号機からはメダル機で最大4000ゲーム、スマスロは無制限となり、大幅な緩和が実施されました。
ラッキートリガーも含めた爆発力のある機種が増えた
有利区間が長く設定できるようになったことで、一撃の重さを重視したパチスロ機が作りやすくなっていきました。
大当たりの確率は減ることになりますが、高いループ性能で打ち止めまでATが止まらないスロットも登場することになったのです。
ラッキートリガー(LT)を搭載することで、演出の幅を広げる、ゲーム性を高めることもできます。
ラッキートリガー自体もバージョンアップが進み、2025年7月からラッキートリガーの突入率重視、一撃の重さ重視など住みわけが進んでいます。
メーカーの工夫が持ち込みやすくなったため、より自分の好みに合ったパチスロ機が選べるようになったのです。
有利区間はAT機限定になる
有利区間はAT機と、その前身となったART機限定にのみ存在します。
ノーマル機は仕組み上、有利区間を作ることができません。
最初は短く、性能も控えめだった有利区間は、より長く、高性能なものにバージョンアップしてきました。
ただし、あくまで規制の範囲内で収まるように、大当たりの確率とともに調整されているのもポイントです。
性能重視であれば最新機に近い機種を選ぶのが基本ですが、少し古い機種を遊んでも影響を感じにくくなっています。

管理人 グリ将軍
記事の監修者
オンラインカジノ歴20年以上のベテランプレイヤー。『ハイローラーといえばグリ』と称され、数十万ドルを賭けるプレイで数々の伝説を生む。自己管理を重視する哲学を持ち、収支管理や精神コントロールの重要性を発信。現在はその経験を活かし、当サイトの編集者兼監修者を務める。
