パチンコの換金所の謎!なぜ店員に聞いても場所を教えてもらえないのか
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パチンコ店で景品を交換し、換金所について聞こうとしても、店員は教えてくれないものです。
はっきりと答えてくれないことにイライラしてしまう人もいますが、答えられないのにも理由があり、そこには法律が関わってきます。
パチンコ換金所の謎はギャンブル禁止の法律とつながっているため、回答次第では違法になってしまう場合があるからです。
無関係でないとパチンコ店も換金所も捕まる恐れがある
パチンコ店で聞いても換金所の場所を教えてくれないのは、ギャンブルを禁止する日本の法律があるからです。
日本はギャンブルに関する法律が厳しく、合法でギャンブルをできるのは競馬などの公営競技と宝くじ、スポーツくじ、2030年に開業予定の大阪でのカジノのみとなっています。
パチンコやパチスロはギャンブルではなく、あくまでパチンコ玉やコインを借りて遊ぶ『遊戯』に分類されています。
そのため仮にパチンコ店が直接景品をお金に換金する、あるいは換金所と協力してお金に変えてしまった場合、ギャンブルと見なされて違法行為となってしまいます。
パチンコ店も、換金所も、表向きは無関係でないと摘発、逮捕される可能性があるのがポイントです。
法律上の建前を守るためにも、パチンコ店員は換金所の場所や換金レートを話すことができないようになっています。
交換景品の問屋も含めてお互いが勝手に商売をしている形態が三店方式
建前上無関係でも、パチンコと換金所が協力関係にあり、ギャンブルをしているのであれば違法となります。
それを防ぐために考案されたのが、三店方式です。
パチンコは昔から景品交換が行われていて、換金性の高いアイテムを交換してよそに売る行為も珍しくなく、法律上の問題が指摘されていました。
そのため、パチンコ屋はパチンコを遊ぶ場だけを提供する、換金所は換金業務だけを行う、問屋はパチンコ屋へ換金用の特殊な景品をおろし、換金所から使用済みの買い取ることでギャンブル規制を回避したのです。
お互いがそれぞれ独自に商売をしているという形をとることで、ギャンブル規制を回避することに成功しています。
ただし、全く規制がないわけではなく、違反があれば法に基づいて罰せられる可能性は残り続けています。
店員にしてはいけない質問にもなっている
パチンコはギャンブルとして認められているわけではなく、あくまで遊びとして認められたものになります。
よって換金場所や内容はパチンコ店員が口にしてはならず、客もしてはいけない質問になっているのです。
「お客さんは決まって〇〇の方向に行く」といった表現しかできないため、しつこく聞かないことも大切になってきます。

管理人 グリ将軍
記事の監修者
オンラインカジノ歴20年以上のベテランプレイヤー。『ハイローラーといえばグリ』と称され、数十万ドルを賭けるプレイで数々の伝説を生む。自己管理を重視する哲学を持ち、収支管理や精神コントロールの重要性を発信。現在はその経験を活かし、当サイトの編集者兼監修者を務める。
