パチンコ規制緩和の流れと大幅な変更が行われた転換点は?
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パチンコは規制の強化と、規制の緩和を繰り返してきました。
これはパチンコにのめりこみ過ぎてトラブルを起こす人が増加する、技術の進歩でよりゲーム性を高められるなど、業界にマイナスのことも、プラスのことも起こってきたからです。
特に近年は規制緩和の流れが続いていて、明るいニュースが増えています。
2004年は一気に規制が厳しくなった象徴的な年
パチンコやパチスロは風営法で管理され、様々な規制を受けており、あまりにも出玉が出過ぎても、出なさ過ぎてもギャンブルとして疑われることになります。
警察の監視や指導もあるため、業界団体の自主規制、風営法の改正などに合わせ、様々な取り組みをしてきました。
厳しい規制をという意味で象徴的な年となったのが2004年です。
2003年は出玉性能が高いパチンコやパチスロが大人気となった一方で、赤ちゃん連れできた女性がパチンコに夢中になるあまり、車内で放置して死なせてしまう事件が相次いだのです。
事態を重く見た人たちの行動により、風営法が改定され、パチンコ、パチスロ機のバイブレーター機能の搭載、演出スキップ機能、連続予告などが禁止されました。
一気に規定が厳しくなった2004年以降は、業界団体は安全に対する取り組みを強化し、徐々に規制が緩和していく流れができたのです。
2020年代に入って大きな規制緩和の流れが続いている
2004年に厳しくなって以降、徐々に規制緩和は行われてきました。
特に大きな変化が生まれたのが、2020年代に入ってからです。
パチンコ玉がパチンコ機内をループするスマートパチンコ、実物のコインを使わずに遊べるスマートスロットが登場したのも大きく影響しています。
パチンコ玉やコインは、外部からの不正な持ち込みリスクにつながり、清算時に専用の機械で数を数える必要があるなどホール側の負担が大きいものでした。
スマパチ、スマスロはデータ出玉やコインを管理し、重いドル箱を運ぶ作業からも解放されます。
スマパチ、スマスロの普及を促すように、それぞれの機種が優遇される形で規制の緩和が続いたのです。
パチンコ産業自体が厳しい状況にあるため、ラッキートリガー、ボーナストリガーといった新たな機能の追加、大当たり率の下限の見直しなど、プレイヤーにうれしい変化が続いているのです。
規制以外にも変わったことも多い
パチンコ業界は規制の緩和が進んでいて、特に出玉に関するプラスの要素が目立つようになっています。
パチンコの規制緩和以外にも、店内の禁煙が禁止になり、若者や女性が入りやすい環境が作られるようになったのも特徴です。
スマパチやスマスロはパチンコ業界にとってのメリットが大きく、普及を続けるためにさらなる規制緩和が期待できる状態になっているのです。

管理人 グリ将軍
記事の監修者
オンラインカジノ歴20年以上のベテランプレイヤー。『ハイローラーといえばグリ』と称され、数十万ドルを賭けるプレイで数々の伝説を生む。自己管理を重視する哲学を持ち、収支管理や精神コントロールの重要性を発信。現在はその経験を活かし、当サイトの編集者兼監修者を務める。
